WATANABE MOTORS

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2011年5月1日日曜日

寿命

おはようございます。
予想通り雨が降りましたね

そんな日はAのブログ「V-twinな日々」を読み返してください
2時間くらいは暇つぶしになります。。笑




いきなり「寿命」と重苦しいタイトルですがバイクや車の話です
俗に車の寿命は10万キロとか言われますよね

寿命と言うわけでもないのでしょうが、なぜか昔から
10万キロ」って大きな目標と言うか目安として言われてます。


なぜ?
これも諸説あるのですが、一番の理由はエンジンです
エンジンと言ってもエンジン本体ではありません

エンジンの回転を外へ伝達するとき、どうしても回転シャフトに隙間が出来てしまいます。
そこにあるのが、「メカニカルシール」

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簡単に説明しますと、
フードプロセッサーなどの液体を撹拌するのに下部に羽やカッターみたいのが回ってますよね
そこの軸から外に液体が漏れないように、ゴムなど隙間に入っています
それと同じ役割をするものです。
もっとも、エンジンは超高回転なので性能はバツグンですけどね

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メカニカルシール通称「メカシ」は丸いリング状に出来ています。
それが軸と一緒に回り続けるグルグル野郎
グルグルと摺り合わされながら受け止め続けるドスコイ君の2つで働いています

そしてそのメカシ本体で霧状になったオイルや外の空気をシャットアウトする
「ラビリンスシール」

この3者が一体となって日夜車を走らせています。



ココでようやく本題です。
そのメカシの寿命が1000時間なのです。
回転数や使用状況で少しの変動はありますが1000時間なのです。


1000時間?
メカシは元々、アメリカやドイツなど自動車先進国で開発されたものです。
アメリカ・ドイツの自動車環境と言えば、フリーウェイやアウトバーン

メカシの調査で計算された当時の平均スピードは100㌔/h



そうなんです!!!
単純に1000時間×100㌔/h=100000㌔

海外では1000時間で10万キロ走る車がほとんどなんですね


日本ではそうはいきません。
粋なハーレー乗りは生涯高速道路を愛しているので可能かもしれませんが?
一般ピープルの方々は60㌔/hが平均だそうです



そうなると、日本の車の寿命は6万㌔?
いえいえ。。だからこそ日本車はそれを補い、強くなるために高性能化されたんです
メカシ自体は同じものなんです。


日本で乗られている輸入車、(現在はこんな話通じませんけど)

「アメ車って直ぐ壊れるんだよ」とか
「ハーレーって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」とか



そりゃぁそうですよ。。。生まれた文化が違うんですから



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今日の話題、何をお話したかったかと申しますと
どの国でも、車やバイクに乗って楽しむ時間は一緒と言う事

乗り方や扱い方で寿命は延ばす事も縮める事も出来ます。(縮むのは嫌だけどネ)


だったら、思いっきり楽しもう!




PS:今朝、早く出勤してブログ書いていたらスタッフのホーリーに
※ホーリーって呼ばせてネ
 「ブログみていると、鍛冶屋の息子とは思えないっ!」って言われました。
いつか見せてあげましょう。。旋盤や鉄打ちの腕を・・・

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